モラルの起源――実験社会科学からの問い (岩波新書) 亀田 達也
2017-04-04


禺画像]
実験社会学、あるいは人文科学というのは、現在こういうことをやっているのかと分かったことで収穫でした。
しかしながら、心の底から興味を引かれたかと言えば、そういう訳でもなく、課題を自分に照射して考えるところまではいきませんでした。
岩波書店らしい品格のある本だと思いましたが、ぼくのように半分理系、半分文系の人間にはちょっと難しい作品でした。
現在、国が文系の学部を改変あるいは削減しようとしていますが、それに対する答えが本書のような内容だとすると、文系の学問はやや苦しいのでは?というのが僕の感想です。
少し厳しすぎるでしょうか?
[本を読んだ]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット