「読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門」佐藤 優
2012-08-22


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ものすごーく期待して読みましたが、書かれていることは、まあ、言ってみれば普通のことでした。
佐藤さんは、月に平均300冊の本を読むのだそうですが、もちろん、「熟読」するのはこのうちの数冊だそうです。
残りを「超・速読」で中味をチェックすることは、プロの職業作家であれば、当たり前のことでしょう。
ぼくだって、月に平均1500人の患者さんを診察しますからね。
それと同じです。

前にも書きましたが、多読する最大のコツは、つまらない本を途中でやめることです。
もったいないなどと思わず、新しい本にどんどん出会っていくのがよろしい。
心の奥底に響くような本は、3年に1冊くらいしか出会いませんから、無駄な時間は使わない方がいいと思います。
そこまでのレベルでなくて、単に面白い本でも、そうは簡単に見付けられません。
僕の場合は、Amazonからどんどん辿っていくことと、講談社の編集者さんから情報をもらうことが、最大の情報源になっています。

本はやはり最高の文化、そして娯楽です。
皆さんも良い本に出会ってください。
[本を読んだ]

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