2010-05-19
娯楽としてのテレビにはあまり興味がないため、ニュースを見る目的以外でテレビをつけることはほとんどありません。
長女も家内もまったく見ない。
次女は「ピカチュー」と「フェアリーテイル」を見るようです。
従って我が家のリビングルームは静かなものです。
昨日、口蹄疫のニュースを見ようと思ってNHKにチャンネルを合わせたのですが、これは我が家では4日ぶりのテレビでした。
さて、しかし、テレビがつまらないものかと言うと、そうとばかりは言い切れないということを知りました。
今日は大学病院に出かけて夕方まで外来診療を行ってきました。
そして自宅に帰る車内で、ワンセグから流れてきたのは、なんと「水戸黄門」ではありませんか。
ところがこれが面白くて、つい観てしまいました。
勧善懲悪のワンパターンと言われるこのドラマ。
しかしワンパターンを最後まで観させるというのは、けっこう難しいんです。
悪に蹂躙される弱者が、圧倒的権力によって最後の場面で救済されるというカタルシスは、やはり溜飲を下げる作用があります。
日本人というのは、こういう強い権力者が好きなのかもしれませんね。
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