2010-04-03
これもクリント・イーストウッドの映画です。
40年前に宇宙に行くことができなかった老人4人が、NASAのミッションでスペース・シャトルに乗り込むという物語りです。
こういうドラマって難しいんですよね。
リアルに描くのか、お伽噺にするのか。
作品の仕上がりとしては、ちょうどその中間だったような気がします。
娯楽作品としては一級品だと思いますが、成功作だったとは言えないかもしれません。
クライマックスに悲劇があるのは、彼の映画のいつものパターンです。
ただその悲劇にちょっと現実味が無いような気がして。
この映画でもクリント・イーストウッドは良い役者として活躍していますが、それに負けず劣らず、トミー・リー・ジョーンズが良い味を出しています。
シャトルに乗り込む時に扉に頭をぶつけて、恥ずかしそうに微苦笑する顔などは、超一級品ですね。
さて明日は、「父親たちの星条旗」でも観ましょうかね。
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