『アフリカにょろり旅』青山潤
2008-09-01


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で、昨日書いたように『アフリカにょろり旅』の続きを読んで、昨夜のうちに読了しました。
東京大学の学者さんチームがアフリカの奥深くに幻のうなぎを捕獲に行く顛末記です。
しかしね、現地のホテルに泊まってジープをチャーターして、っていう話ではないんです。
ほとんどバックパッカーの世界です。
ヒッチハイクの世界です。

で、読んでみて、、、
これは傑作でした!
まず、タイトルが良い。
「にょろり」ですよ。
これを考えついたのは青山さんでしょうか? 編集部でしょうか?
見事なタイトルです。

で、内容がすごい。
よく、生きて日本に帰って来られましたね。
まるで映画のように、何度も偶然に助けられながら、生還を果たしています。
こんな経験をできる人というのは、本当に心身共にタフなんでしょうね。
僕だったら1日ももたないかもしれません。

で、文章がうまい。
ユーモアのセンスも抜群だし、表現力も豊です。
うん、学者にしておくにはもったいないくらいですね。
おそらく青山さんには「フィクション」を書くセンスがあるんだと思います。

ぜひ、おすすめの一冊です。

ところで、昨日の朝日新聞の朝刊に『命のカレンダー』の広告が出ていました。
「ベスト&ロングセラー」の扱いです。
有り難うございます。
お陰様でAmazonの順位もまた盛り返したみたいです。
[本を読んだ]

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