ハタチになったら死のうと思ってた AV女優19人の告白(中村 淳彦)
2018-08-10


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別にアダルトヴィデオに興味があるわけではありません。
ぼくの興味は「人間」です。
人間にとって最大のミステリーは人間ではないでしょうか?
また人間にとって最大の敵は人間です。
ウイルス(たとえば天然痘)によって滅ぼされた文明もありますが、人間がもっとも大量死した理由は、戦争を含む政治による殺戮です。
なぜ、人間とはこんなに分かりにくい生き物なのでしょうか?

したがってぼくの読書傾向も、人を描いたものに集中する傾向があります。
AV女優などは、ぼくが絶対にやらない(当たり前か)仕事なので、なぜそういう仕事につくのか、とても興味があるわけです。

ぼくの書く本もそうです。人間とは何かということを知りたくてインタビューするのですね。
決して有名人に話を聞く必要はありません。
沢木耕太郎さんの「無名」だってまったく無名の人を主人公に据えています。
しかし、人の生き方を深く深く掘っていくと、そこに何か真実の光みたいなものが、突き抜けた向こう側に見えてきたりするのです。
そういう経験をしたいから、本を読んだり、書いたりしているのだと思います。

「ハタチになったら死のうと思ってた」なんて、若い女の子がなかなか言える言葉じゃないと思います。
[本を読んだ]

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